MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

マウント変えて、その後は?

先日のラリーで
エンジンマウントが粉砕してしまったことはお伝えしましたが
その後、部品が間に合うということがわかり
チーフメカニック三枝さん、そして今年から助っ人として加わってくれた福ちゃん
ようやく今週頭から作業が始まりました。

三枝さん、62歳なんですよ
ラリーメカニックとして何年やられているかわかりませんが、
直前までアジア・パシフィック選手権というラリーの
ニュージーランドに行ってまして、
帰ってきた早々にキャロッセさんにいってMINIの状況確認
大阪に戻って家族サービス
週明けてすぐにまたキャロッセさんに作業にいくわけです。

三枝さんは新しいもの好きで、言い方を変えると
新しい物を取り込むことに積極的

先日のブログでお伝えしたように、
エンジンマウントがバラバラになった影響で
色々なものをぶっ壊してくれたわけですが

福島のラリーの前に僕がブログで書いた(のを見たのかどうか?)

OBD端子とスマートフォンで車の状況を見れるツールを
三枝さんの関わる別のラリーで使いたいと思ったようで
早速OBDドングルを入手してきてました。
基本的なセットアップはお手伝いさせていただきましたが、
常時モニターとして使うかどうかがわからなかったので
リアルタイムにどんな状況が見れるかのセットアップはしておらず。

今回、ターボをコントロールするアクチュエーターが粉砕されたため
そのパーツを付けるためにエンジンを降ろすことになったようで
パーツ取り付け後の水温だ、なんだを
そのツールを使ってリモートで見せてくださいました

おお
これ、役に立つね
でも

その時点では、車のコンピューター的には以前の状況から
変わってないわけですね

つまり

ドライブトレインに異常があるよ
水温が高すぎるよ
充電する仕組みが動いてないよ

という情報を保持しているわけですね

それに対してどうするかといいますと、
車に専用の診断機をかけるわけです。
今の状況はどうなんだい?
で、
治したからもう平気だよね?
ディフェクトコードをリセットする
という作業をします

さて、診断機をかけまして
エラーが消えました。無事に治ったわけです
いや、違う、
現状異常がないと、改めて車のコンピューターが認識したわけです。

ということで、今のところ異常はないようです。