MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

モントレー DAY1
_D4N0157

ようやく本番です。

前日のテストの路面はウェットでしたが、
朝は晴れてます。

DAY1のSSは9本
4本走って初めのサービス

その後は3本走って、リモートサービス
(リモートサービス:ベースのサービスパークではない遠隔地でのサービス)

最後に2本走って、DAY1は終了

本数は多いのですが、最長で10kmのステージ
この10kmが曲者でした。

はじめの4本を走ってサービスに戻ります。
どうも調子が上がりません。気になるところはあるのです。
今回急遽用意していただいたブレーキパッドが
ちょっとセッティングに合わない様子です。

そしてサービスを後にして次の3本。
SS5で急に強めの雨が降って来ました。
SS7で路面が濡れてきました。
おまけに前走車のMINIがストップしています。

ちょっと昨年を思い出し、チキンスイッチが入ります。
そして2回目のサービス。シトシトと雨が降っています。

さて、どうしましょう
タイヤをウェット用のソフトコンパウンドにするか?
そのまま行くか?
情報によりドライのそのままのタイヤで行くことにしました。

すると!
次のステージに向かうまでに雨が強くなり、
スタートでは完全にウェットじゃありませんか
ダンロップのタイヤはそのパターンから想像できる通り
雨量が多い場合、排水性が高くありません。
ちょっと水が溜まっているところでアクセルを開けると
フロントから外に逃げていきます。
これは困りました。あと2本これで走るんですよね・・・

それだけでなく、走行直後に窓が曇って何も見えなくなりました。
デフロスター!
と叫ぶも

”場所がわかりません”

とコドライバー木村氏

そうだよね、説明してなかったよねぇ

ペースダウンしつつ、自分でスイッチを探します。

窓の曇りは取れました

しばらくして

次の苦難は霧です

わかりにくいかもしれないですが、
車の中から見ると

こんな感じ。
もう色々と折れまして

最後の一本
ハイスピードのステージを
ヒィヒィ言いながらクリアして

サービスに戻ってまいりました。
いいところはSSSの一本のみでしたが、
これでモントレーのDAY1を3年越して初めて通過です。