MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

ラリー北海道終わりました
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距離も日数も普段のラリーよりだいぶ長いラリー北海道が終わりました。

そして今、搬出を終えましてまたフェリー乗り場に向かいます。

約半数の車両がリタイアとなったこのラリー
生き残ることが大事ですが生き残ることだけでは上位には行けません。

今回結果的には3位でしたが、
内容は100点満点とは言えません。
前述の通り駆動系のトラブルを抱えながら1日目を走り終えましたが、
結果2日目もサービスパークから出た直後に駆動系から異音か発生
急激にパワーを掛けると車体が揺れるほどの振動が左前から。

SSは5本。

最終の1.4kmのSS前にサービスがありますが
その前に合計約50kmのSSがあります。

完走するためには左前のドライブシャフトを労るしかありません。
なんとかSSをゆっくり走っても、リエゾンの距離が長いので次のTCに
間に合う保証もありません

だましだまし、と言うより
祈るような気持ちで走行を続けます。

路面はもうガタガタのぐちゃぐちゃです。

穴もたくさん空いてます。
一つ一つのギャップを避けて走るのですが、
洗濯板のようなになった路面はラインを外すしかありません。
外れたラインはうき砂利が乗って滑りやすく、
一歩間違うとコースアウトです。
洗濯板の道はハイパワー車が立ち上がりに路面を掻いてできるので、
登りのストレートにできやすいので
パワーをかけられないこの車はゆっくり走ることもできません。

そんなこんなで
途中何度か破裂したドライブシャフトのブーツを応急処置しつつ


なんとかサービスまで戻りました。

今回のチーフメカは福ちゃん。

気になるところがあるというので、ボンネットをあけます。

あーーー

ミッションマウントがパックリ割れてます。

写真は福ちゃんではありません。

かろうじてボルト一本で繋がっていますが、
かなりの緩み。
スペアがあるから変えましょう!

と、作業に掛かりますが

メンバーまで外さないといけないのがわかり、
交換作業は中止で、残ったボルトを締め、
隙間に木片を詰めて対処することに。

最後のステージを走り終わり、
ようやく長い一日が終わりました。

普通に走るよりも
だいぶ疲れるラリーでした。

応援していただいている皆様に
完走と表彰台をお返しできて
嬉しかったです。

手伝ってくれたキャロッセの皆さん
抑えて走るんですよと念を押してくれた長瀬社長
三枝さん、伊藤さん、岡田さん
福田さん、斎藤さん
ありがとうございました。