MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

DAY2、の前に
リエゾン

こんばんは

DAY2のご報告の前にありゃ?っていう報告があります。
今回FACEBOOKなどでDAY2の順位を3位&デイポイント獲得!とご報告しましたが
実際は4位でした。

これ、理由がありまして
主催者からの報告は集計後で時間がかかるので、その前にキャロッセさんで自己集計していただいている
関係者のメーリングリストがあるのですが、そこに報告するタイムはコドライバーさんが各自でメールによる報告をしているのです。
つまり、メールによる報告がいろいろな要因によって漏れてしまうと集計もずれてしまうわけでして

今回ワタシが順位を勘違いしたのは
最終SSの前にアライモータースポーツさんに伺った際
セキネンに”いやー流石ですね!”と言ったところ
逆に”デイポイント獲得?初デイポイントおめでとう!”なんて言われちゃったもんですから
公式のデータを確認もしないで”ヒャッホー”となっていたのが悪いんです
皆さん同じ非公式速報を参考にされている方が多かったため、いろいろな人におめでとうコメントを頂きましたw
その後もサービスに戻ってなんだかこの最終SSを無事に終えれば
初のデイポイントだ!なんて勝手に緊張してみたりして

閑話休題
さて、DAY2
朝のリエゾンでまずは事件です。
前日からどうも様子がおかしかったThinkpadのタブレットのラリーコンピューター
ついに、というかこのタイミングで距離表示が出なくなってしまいました。

三浦くんが走行中に変な姿勢になりながら
ケーブルなどをチェックしたのですが
どうやらブルートゥースユニットに刺さっているケーブルが
断線しているような気配。

あってよかったスペア
ラリー北海道はストレートの距離が長いステージがあるので
ストレートのカウントダウンは無いより合ったほうが良い
何よりリエゾンで距離が測れないと曲がるところがわからない
などSS主体のラリーとはいえ、ラリーコンピューター(のようなもの)は
必要なアイテムなわけです。

キャロッセ長瀬社長には常日頃”色んな物がくっついている車”と揶揄されますが
こんな時のためにくっついているのです!

なんとかSSのTCにたどり着きました。
本日のSSはSS12からSS17までの6本
DAY1(土曜日)は10本ものステージがあったわけですが
前日までに今回私共が経験したのはグラベルでの足もげとウェット路面のわずか数キロ。

おまけにたっぷりのプレッシャー
というか

自責の念?

コースアウトしたらどうしよう
さらにメカニックさんに顔向けできない
スポンサー様にも申し訳ない
もうラリーやめようか
所詮俺なんて

みたいな感じなのです。

そんな気持ちに加え、ラリコンのトラブル

流れ
とよく言います

悪い予感がした時は”やっぱりな”と

忘れ物をしたり
足の小指をぶつけたり
いつもはない渋滞があったり
小銭を落としたり

悪い方悪い方に進んでいく

でも、

僕はちょっと違うと思ってて

そのためにどれだけちゃんと準備したか?
そのことに自信を持てるのか?
個別の動作を意識しているか?(ちょっとわかりにくいですが)

ここでたいてい悪い流れは断ち切れます。
問題解決の手法ですね。

何かあった時にそれをウジウジと引きずる
これは完全にもう、メンタルで負けております。

どれだけ想定するか?想像するか?
自分がメンタルが弱ければ、競技以前の問題をどこまで自信を持てるか

ミニで、ラリー
グラベルでウェット
ハイスピードで車は不完全

そんな状況マイナス要素はできるだけ排除したいわけです。

で、今回の問題は
前日ほとんど走っていないこと
車がどんな調子かわからないこと
ドライブシャフトがいつ壊れるかわからないこと
少々ウェットな路面であること

これはもう、様子見です。

事前の作戦
ドライ路面になる前の2本目にターマック
タイヤをどうする?
2日目のステージは事前のレッキでは種類を変えるのもありかなと思った
でもDAY1走れてないのにそんな冒険していいのか?
スペアは2本しか積めないから前後違う種類で走るのはどうなんだ?

考えました

理論的に考えた選択をするのは、間違っていたとしてもマイナスにはならない

として、僕の意見を三浦くんにも飲んでもらいました。三枝メカニックにも。

そしてSS12、ビビりながら走行したところ6番手、悪くない
でもスタビライザーフロントのを流用しているからか?曲がらない

次はターマックのSS13
これが、ほんとにやばい
何度コースアウトしそうになったことか
トランク部分がなくてよかったと思ったことか
そして4番手タイム悪くない

次はターマックと広いグラベルのあるステージ
自分的には納得行かなかったけど3番手タイム、これも悪く無い

SS15は広めのフルターマック、保井コドライバーの連絡では
初めて北海道ぽいコースを走れましたというステージ
あー
曲がらない。車の挙動が不安なので早めにアクションできない
何度も何度もドリフト状態から戻っちゃう
これはALL4の動きにもよるところがあって
ALL4は100KM/h以上ではFFになるのです。
ですからハイスピードコースではちょっと不安定な動きに
でも2番手タイム!

次のステージSS16、SS12のリピートです。リズムが取れず5番手タイム

で、サービスに戻ります。

何が嬉しいって、サービスに戻れたこと(ごめんなさいレベルが低くて)
メカニックさんたちの笑顔が見れたこと

ソケットレンチが入っているドライブシャフトでDAY2を走り切れたこと

なんか、これがラリーなんだな。と思いました。

最終SS、
長瀬さんに
完走するペースで走ります
っていいました。
帰ってきますと言いました。

でも、保井さんが、ゴールしてから
うちのマネージャーの齋藤に何よりも早く”ゴール後の路面は補修されているから大丈夫”って
伝えてくれたんです。他にもやることあったのに
それをマネージャーがすぐに電話くれたんです

なんか、涙でました。
車が壊れても
最後のストレートは踏み切ろうって思いました。

そして、最終ステージ

踏み切りました。
そして

ステージベスト!

2番手に900mのステージで1.1秒差をつけて

最後のストレート以外は負けてたかもw
360度はこちらね↓

メカニックさん、
チームの皆さん
応援してくれた人

皆さんのお陰です。

ありがとうございました。

アンケートの結果の続きは明日以降
いろいろ考えてます。