MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

MINIのオイルはFUCHS、グリスもFUCHS

FUCHSのご紹介は以前にさせていただきました。

MINI JCW クロスオーバーに使っているオイルはそう、FUCHSなのですが、
オイルの粘度って困りますよね
いや、オイルって沢山種類があって困りますよね

メーカーもそうですが
成分や、粘度、ここ最近はすっかりハイブリッド車用のオイルなど新しいカテゴリも定着して
いったいどれを選ぶといいんだか?と思われている方も多いのではないでしょうか?

一番間違いないのはメーカーの指定オイルをディーラーさんで変えること。
次は?

信頼のおけるショップさんで信頼のできるオイルに変えること

信頼がおけるショップさんとは?
その車種を多数扱っている実績があること?でしょうか
どれだけ丁寧に作業をしてくれるかでしょうか。

信頼のできるオイルについても同じで一概には言えないですよね。

日々条件が変わるので
まったく同じ条件での比較ができないのはもちろんですが
それにしても、基本となる素性が確かなものを選ぶのに越したことはありません。
その中で自分の車に適正なオイルを選ぶのがいいと思います。

僕も今までいろいろなオイルを試してきました。
エンジンオイルだけでなくミッション、デフなど
でも車によっての相性があるのは間違いなく
どの状況でも一番取り立てて素晴らしいところもなければ悪いところもない
ニュートラルで安心なのはやはり純正オイルなんですね。

今回、FUCHSのオイルを使うことになって、
比較対象は純正オイルだけだったわけですが

エンジンがにスムーズに回るようになったとか
長時間の走行でパワーダウンを感じないとか
暑い時でも元気にエンジンが回るとか
距離を走れば走るほど体感できてます。
日本一過酷な利用方法のクロスオーバーでのテスト結果なので、
間違いなくオススメできます。

更に、

今回のラリー北海道
ドライブシャフトが壊れましたね。

壊れたドライブシャフトの写真はこちらにございますが、
一番上の写真よく見ていただくと、三叉になっている各頂点にベアリングが入っているのですが、写真で言うと一番上のベアリングが
いなくなっています。
これの換えの部品が無く、ちょうどいい代替品もなかったので
グラインダーで削ったソケットレンチのソケット
で代用したわけです。

これでもかっ!っていうくらいぐるぐる回るドライブシャフト
そこにベアリングの代用でソケットレンチを使ってしまうわけですから
熱による焼きつき、回転による摩耗
”この急造のドライブシャフトで走りきれる確率はほぼ0%”
と作業してくれたチーフメカニックさんに言われても仕方ないですよね。

ところが、やってくれましたよ

DAY2だけとはいえ、過酷で高速なラリー北海道のSSを
ほぼ摩耗無しで(実はDAY1で早々にリタイアした夜にも、一度ドライブシャフトを外して確認してますが、摩耗していなかったのでそのまま再利用しました)
走りきらせてくれたのは、FUCHSのグリスのお陰と言っても過言ではないでしょうね。

すごいなぁFUCHS