こんにちは。
レポートは昨日上げたのですが、ブログの更新が遅れてしまいました。
今回の全日本ラリー第3戦、通称若狭ラリー。
車両の板金が終了してパーツの装着が終わったのが搬入日の数日前。
前回の転倒の影響で右前のドライブシャフトが抜けない事が発覚したのもその頃。
当然ABSの対策も間に合わないままレキの日から雨の若狭ラリーに向かうことに。
今回の移動は自走(本番車はキャロッセさんより他の競技車とともに積載車で)
550kmの自走は行きはまだ良いんですが、競技終了後の帰りを考えると若干嬉しくない状況。
今回もMOP(MINI OWNERS PROGRAMME)が実施されるため
木曜日よりMINI京都さんから車両を2台お借りして
MINIJAPANさんから00カー、スイーパーの役目を担う2台をお借りして
レプリカ号がやってきて
僕がMINIに乗って行って
三浦コ・ドライバーもMINIで来て
なんと、本番車を入れるとMINI8台
なんとなんと、そのうち
ペースマンが4台
こんなペースマン率はMINIが集まるイベントでも早々ないんじゃないでしょうか。
JCW(AT)
JCW(MT)
JCW BLACK NIGHT(AT)
COOPER(AT)
今回はクラシックミニもオープンクラスで出場していました。
あと、全国的に引っ張りだこなF56New MINI JCW
それはさておき、
金曜日は朝からレッキに向かいます。
今回のステージは4つ、この4つのステージをグルグルと回るのですが
SS1,3,12のSEKIYAと言うステージ
クレスト(山越え)あり、鉄板の橋あり、ギャップ有り
前回の事件が頭をよぎる状況が多数。
もちろんABSはそのままですので、前輪が跳ねたり浮いたりすると
ABSが効いてしまう状況に変わりはないため、慎重にペースノートを作成します。
SS2,4,13FURUSATOというステージ。9.37KMの今回では一番長いステージですが
アンダーステアにつらいミドルコーナーが多い印象。
そしてSS6,7,9,10の目玉ステージのRAINBOW。こちらは主催者の努力により
有料道路を封鎖しての8.14km。ハイスピードで数箇所のタイトターン
最後はSS5,8,11,14のSSS(SuperSpecialStage)これは600mのコーナーが3つくらいのもの。
SS総合距離は75.08km、リエゾン(一般区間)入れると510.57kmのラリーです。
レキを終了して、あまりのギャップでの跳ねに
ストロークの少ないフロントのショックに付いているスプリング+ヘルパースプリングを
とっぱずして、リアの長いストロークのスプリングを入れてみることにしました。
若干余りが出るのですが、選択肢が少ない状況でできることはそのくらいです。
翌日、Day1がスタート。予想に違わず雨。
前日、ブレーキのフィーリングに違和感があり、エア抜きをしてみたのですが
特にフィーリングは変わらず。
停止時に、ブレーキを踏み込むとどこまでも踏めてしまうんです。
不安ですよ。
エアも入ってない、漏れもない、これもここでできることはここまでなので
様子を見ながらリエゾンを走行します。
何故かスポーツモードなのに水温が高い。
(通常スポーツモードでは90度を維持するはず?!)
が110度まで上がる
もちろん外は雨で若干肌寒く、リエゾンはゆっくり走っているために
水温がそこまで上がる要素はあまりないんですが。
SS1がスタートする前に、前走者とすれ違うのですが、
そこで前を走っていた方々が”鉄板はすべらないよ!””鉄板は思ったよりすべりません””鉄板大丈夫!”
と口々にアドバイスを。ありがとうございました。
スタートして、やはり水温が事前に上がったことが影響しているのか、ブーストが全然上がりません。
そしてスプリングを変えたことによりフロントの車高が上がってしまったのでしょうか、全然曲がりません。
SS2も雨の路面でのトラクションコントロールが効いて加速してくれません。
サービスに戻って車高を調整します。これもデータがないので前回と同じレベルに戻します。
午後は高速のレインボー、そして雨が上がっている?
現地につくと暑いくらいでした。
これはまた、足回りが合わなそうです。
案の定、レインボーの一本目、まるで船に乗っているようなロール
姿勢が乱れまくるものでこれまたアクセル踏めません。
2本目、減衰を固めての走行でも、基本的に姿勢変化が大きすぎてあまりタイムアップせず。
最後のSSのSSSを無難に終えてサービスに戻ります。
サービスの45分で翌日のセッティングをするために
またもやスプリング交換
Day1はストレスの溜まる一日でした。
追記:どなたかベーシックなフロントバンパーとサイドステップ(JCWじゃなくても良いというかむしろ違うほうが良い)お譲りいただけません?グラベル用に使いたいのです。