JCW初のグラベルラリーとなったMSCCラリー2016
残念ながらマシントラブルによるリタイヤとなってしまいました。
マシントラブルといっても
いろいろあるのですが、
結果的にはいろいろ発生しました。
右前からガッキンガッキンひどい異音
ターボのブーストがかからなくなり
水温が上がり
バッテリーが充電されていませんという警告
というのが走行中に突然発生
なんとかSS7を走り切っても
どう考えても次のSSは走れなそう
ということで
DAY離脱を選択しました。
路肩で車を確認すると
右ドライブシャフトからグリスが飛び散り
左フェンダー内にオイル?クーラント?
そしてボンネットがあかない
その後、積載車でサービスまで移動させ、
サービスで車両の確認をすると
右後ろのタイヤがパンク?
ばらしてみると
ファンベルトがズタズタ
ウエストゲートバルブアクチュエーターがバラバラ
エンジンマウントがバラバラ
これ右側のエンジンマウントなんですが
ばらっばら
すごいですね。これ
オルタネーターのプーリーがひん曲がる
外装はまったくダメージがないので
すぐ直るかと思いきや
特殊部品が多すぎる
原因としてはエンジンマウントが割れて
パーツがファンベルトを切ったり
アクチュエータを粉砕
ボンネットのワイヤーを外し
エンジンが下がってドライブシャフトのブーツがずれた?
その後何かを踏んでタイヤがパンク
という状況と推測されます
車としては、かなり時間のない中で仕上げた状態なので
色々不備な点はありまして、
一番の問題は車高が上がりすぎ
トラクションがかからなくて前に進まない
カメラマンさんのお話でも
メディアポイントで見ていても
明らかに前が上がっていて
ほかの車両と姿勢が違うと
フラットなSSではそこそこのタイムを出せたりするのですが
上りやザクザクの場所だと全然進みません。
DAY2のSSはフラットで下りのステージがあるので楽しみだったのですが・・・
残念ながらリタイヤということになりました。
応援してくださっている皆様
申し訳ございません。
次戦特殊パーツが間に合うでしょうか・・・