こんばんは、
木曜日から東京にいないのでラリーが終わった翌週は色々仕事が溜まっておりまして
結局ブログの更新がこの時間になってしまいます。
ラリー洞爺3日目はどうだったのか?
結論
悪くない。
1日目は免許取りたての人でも、
安全にグラベルを走れる見掛け倒しのラリーカーでした。
2日目は、やはりけっこうな電子制御の介入により
セッティングもへったくれもなく
運転に覚えがある人が乗っても安全にグラベルも走れる中途半端なラリーカーだったのですが
3日目、ようやく変わりました。
もう今回のラリーは
毎回毎回フルサービス(与えられたサービスの時間をフルに使い切るやることてんこ盛りのサービス)
サービスの時間は場合によって20分だったり45分だったりするのですが
大抵がコドラが時間をカウント・ダウンします。
TC(タイムコントロール)に指定の時間までにつかないといけません。
例えば15:00が指定された時間だったら15:00:59までにTCに入らなければいけません。
そうしないと、遅着でペナルティが課せられます。
今回サービスをおこなってくれているキャロッセさんはJN-6の車が2台と
MINIでした。エースドライバー炭山裕矢君は今回3位に入りましたね。
グラベルラリーはターマックと違い、毎サービス大抵何かトラブルというかメンテナンスを必要とします。
足が曲がったズレたバンパーがなくなったマフラーが落ちた泥除けがなくなったエンジンが調子悪いなどなど
天気が悪いと、グッチョグチョの泥と土をいっぱいつけた車が戻ってくるのを、
指定された時間内にちゃんと走れるように整備して送り出してくれるんです。
ラリーメカニックは凄いっす。
三枝さん、貴志くん、熊ちゃん、ケンちゃん、窪田くん
毎回毎回のサービス、本当にお世話様でした。
君らかっこいいよ。マジで。
残り1分!
残り15秒!
毎回ドキドキしました。
TCまで移動する時間はは約20秒?車を出すのに5,6秒?
だからマイナス30秒までは平気?
なんですけどね。
現状としては、
DSCさんはほぼ介入してこない状態ではあります。
3日目の午前のステージで1本目、SS9はドキドキしながらの走行で”なり”で走ります
SS10、どこまで介入してくるか探るべく大きく車を動かして走ります。
そこそこ動きがわかってきたのですが、SSが終了してリエゾン(一般道)走行していると
車の挙動が変です。
ハンドル切って、アクセル踏むと、一瞬遅れてインに切れ込んでいきます。
何もかもが初めてのMINI、何が起きるかわかりません。
しかし、車って競技車って大抵大きい目で見ると同じようなことが起きたことがあるもので
今回JN5優勝のセキネンにリグループ(出走順を調整する時間)の時に聞いてみました。
ブッシュかピロじゃない?みたいなことを理論的に説明してくれまして
ちょっと安心、安心はできないけど、理解。
SS11は路面の悪いショートステージなので、車を壊さないように走ります。
そして最後のサービス
リアの車高をちょっと上げました。
その前のSS11の路面が悪すぎて、アライメントが狂い、タイロッドが曲がり交換です。
もちろん、変な挙動も直さなければいけません。
サービス後も同じSSを走る事になってます。
これはもう、ベタ抑えでしょう。
抑えたのに、前述の変な挙動の逆版が発生orz
そして残り2本
SS13初めてスタート前に若干セッティングを変えてみます。
お?まあまあ、いい感じ?
最後のSSでもう一丁セッティング変えてみます(自分で現場で出来る範囲でね)
ようやくJN5で10番手のタイムが出ました。
そして、上位はJN6とJN5だけです。
実はすごく嬉しいんです。
SS一つだけとはいえ
最終SSでリタイヤ車両があるとはいえ
全日本ラリーで幅広い車両がいる同じクラスの中で僕が乗って10番手(総合22番手)のタイムって
MINIすごいな~って思います。
実は第2戦久万高原の時のゼロカーはタイヤも含めてまったくノーマルのCooperSだったんですけど、総合25番手くらい?のタイムだったんですよ
次は福島でまたグラベルラリーです。
その前にテストしないとね