seo white label

MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

ロールケージはRoll Cageです

明日からオートサロンですね。
幕張メッセの駐車場の渋滞はなんとかならないものでしょうか。
特に土曜日、日曜日

3時間位駐車場に入るまでに並ぶとか?
明日は朝から会場に行こうと思っていたところ、
つい先程10時からの打ち合わせが入ってしまいました。
会場到着は午後になりそうです。

さて、本日は車両製作の中でも乗員の安全を左右するロールケージのお話です。

普段街中に走っている車はロールケージなんてついてません。
競技車両の中でもハイスピードで走行するもの、転倒の恐れがあるものなど
競技のカテゴリによってロールケージが必須となっている競技がありますね。

ラリー車両はロールケージは必須、それもかなり細かく仕様の規定があります。

今回、ミニクロスオーバーにロールケージを取り付けたわけですが、
その手順は以下のとおり
1.採寸
2.テープによる仮合わせ
3.パイプを切ったり曲げたり溶接したり
4.組み込み&溶接
5.塗装


ちょっと見にくいですが、規定の通りの仕様でまずはテープを使ってレイアウトを決めます。

運転席の周りは特にレイアウトを気をつけないといけないので(運転操作の邪魔にならないように)シートやステアリングを仮に装着した状態で位置決めをしていきます。

一度場所が決まったら

組み込んで溶接


すごいバーの数ですよね。
お陰で運転席からリアにヘルメット置けないんですよ。そんな隙間もないくらいです。

溶接が終わりましたらこんどは内装を塗装します。

トップの画像がこんなふうに変わりました。

溶接部分も真っ黒に

いろいろな色だった内装が、すっかり黒一色となります。

天井も

もはや芸術ですね。

では、また。