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MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

そして最終日2016ツールド九州in唐津DAY2

こんばんは

昨日うっかりブログを更新し忘れました。

本日はSEVさんに行って、いつものおまじないをかけていただきました。
SEVってどうなのよ。という方もいらっしゃると思いますが。
よくSEVの体験としてやるテストがあります。

3kgくらいのダンベルをSEVをつけて持ち上げる、
つぎにSEVを外して持ち上げる

金属の定規のようなものを真ん中を持って上下にふる
SEVをつけて同じことをする

明らかに結果が違うのですが、ご体験されたことがない方にはわからないと思うんですけどこれがすごく不思議なんです。

さて、2日目
SSは6本です。同じステージを2回ずつ走ります。
前半の2本は
コース自体は滑リやすいところも多く、直線でもアクセルオンに対しズルズルと空転する場面も
3本目はギャラリーステージとなります。
FFでグラベル走行はほとんど経験がないので、
ターマックからグラベルへの切り替わる部分どうやって入ればいいんでしょう?とか
グラベルでこのタイヤってどのくらいグリップするんでしょうか?とか
そもそもどうやって曲がるんでしょうか(それは言い過ぎ)
とかいろいろ考えてたらえらく遅いタイムになってしまいました。トップから1.1秒落ち

その後、サービスに戻りますが
特に作業としてはやることもなく、増し締め程度

残りは3つのステージとなりますが
1つ目がまたギャラリーステージですが、
先ほどの経験を元にちょっと走り方を変えてみました。
するとわずか400mのコースで1.7秒アップ。トップから0.2秒落ちまで近づきました。
SSSは短いのと、ギャラリーを入れるために特殊なコースである場合も多く
今回のような半分グラベルのステージとか、残りのSSのために
そこで無理してコンマ何秒縮めても。。。ということもあると思いますが。

そして残りは2本、
最後のひとつ前のSS13。ここはトップからキロ1.6秒落ち。

そして最後のステージの前

今回からルールにタイヤの残り溝の規定が出来まして、
皆さんタイヤマネジメントが大変だったようです。
私どもも同様で、SSを1本残して規定の溝ギリギリ。

FACEBOOKやBLOGでも色々書かれているようですが
タイヤの溝を判定するルールが明確で無いので
サービスパークに戻った時のタイヤチェックで
タイヤの溝を測るものだとばかり思ってた私は
最後のSSを流し気味で走ってしまいました。

ところが蓋をあけるとタイヤチェックではマーキングを確認するだけ。
なんだかなあと。

スリックタイヤみたいになってても最後のサービスで残り溝のあるタイヤに変えれば
いいって話?タイヤマネジメントも勝負の分かれ目なのかと思ったんですけどね
ちょっとルール設定に無理があるかもしれないですね。
厳しくすると今度はラリーの醍醐味みたいなのがなくなってきちゃうし。

今回はラリー後に正式結果が出るのが遅くなりました。
原因はいくつかあるんですけど、結果に納得出来ない人も多かったみたいです。

ちょっと後味の悪いラリーでございました。

結果としてはJN5クラス6台中の5位

オープンクラスに出場した
レンタルラリーカーのクロスオーバーも無事完走。

間違えた。

JCWやクロスオーバーの走行写真は
FACEBOOKにも掲載しますね。