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MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

トラブル発生、解決するのかな?これ

おはようございます。

心惹かれるタイトルでしょ?

初めてMINI CORSSOVERでラリー車を作るんだから
色々苦労や問題が発生するのは当たり前。

でもここまでボディワークを中心にキャロッセさんに作業を行って頂いておりました中では
比較的?順調に進んでいたのかなと思いますが

昨日はちょっと困りました。

昨日はGIOMICさんへ。

コンピューターのセッティングをお願いすることになってました(今回は現状のデータの読み出しだけね)
実は僕の予定では昨日お伺いすることになっていたんですが、
何故か森下さんのスケジュールには月曜日となっていたようで(僕が間違えたんですけどね)
10時オープンの戸塚のショールームに10時1分に到着したところ、
森下さん不在w
40分位でお戻りになられましたが、
その時点でアポの日程が違っていたことが発覚

普段そんなこと無いのに、たまにそういうことがあったり
予定していた段取りが著しくずれていったり
そんなことありますよね。

そういう場合、私の場合”いいことが起きるための超自然的な修正”
つまり、結果オーライ(というかむしろ予定していたよりもいいことが起きる場合)になることと
あーもう何をやってもダメだ、となることがあります。
大抵朝、時間通りに動けなくなる場合は悪い方向に行くことが多くて

今日の場合は自分が日程を間違えた→結果先に作業に入ることになった
→トラブル発生→解決方法を模索→もう一日今日作業日を増やすことになった(今ここ)

なんですが、

そもそも、MINIってキャロッセさんで入庫したことがなく
ノーマルの車両がどんなインフォメーションをどうやって出したりしているか?
が不明なわけですよ。

で、僕も出来がってきた車を見て
ぼんやりと”なんでこのワーニングランプはつきっぱなしなんだろう?”とか
”センターメーターのインフォメーションに何も表示されていないのはいらないものをなにか外したから?”
と勝手に思ってたんですが、

GIOMICさんでまずは診断機にかけましょう
ということになって
”あれ?車両情報は読み出せるけど、診断のモードに入れない”
”この車両はCAN通信にエラーがあります”←診断機からのメッセージ
”もうしばらくするとステアリングロックがかかって走行ができなくなります”←診断機からのメッセージ
えええ?

どうなってんのいったい??
どうもCAS(カーアクセスシステム)がおかしい?
そもそもセンターメーターの配線はキャロッセさんでは何もいじってないらしい?

ということで
ヒューズだなんだ確認したところ特に問題なさそうで

急遽コクピット戸塚のメカさん手伝ってきただき、センターメーターの配線をチェックすることに

トップの画像はセンターメーターのカバーです。
これは簡単に取れるんですが、メーターを外すために
インパネの下回りを全部はずさないといけない

で、取り出したメーターを確認し、フラットケーブルのちょっと怪しい傷なども検電し
元に戻しました。
何も変わりません。


ステアリングにもCANが入ってるから、それを戻してみましょう
ということで
ステアリングを外します
マルチファンクションのスイッチを付けます。
何も変わりません。

ん?でもラジオがつくようになったな(インフォメーションは表示されないまま)
あれ>ステアリングロック解除の音がしなくなったな?

もうどうなってるんだかわかりません。
いわゆる、お手上げです。

そこで、一筋の光が
”大橋さん、入れましたよ!”
なんか強制的に入りました。
その画面にはエラーの嵐

いくつかあるデバイスのほとんどが(8割位?)
エラーで動作していないと。

ということで時間切れ
本日また入庫です。

エンジン切るとワイパーが動くようになりましたw