seo white label

MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.のドライバー、大橋逸夫による車輌開発ストーリーから
レース情報・現地情報など、盛り沢山の内容でお届けします。

2016久万高原ラリー終了しました

こんばんは

長い長い舗装路のラリー
ギャップだらけのステージ
去年はSS2でのリタイア
初LSD導入&NOテスト
チーフメカニックの不在(アジパシラリーでニュージーランドに出張中)

という難しい条件のもと参戦となった2016年の久万高原ラリー
DAY1ではブレーキトラブルによりTC(タイムコントロール)に遅着し、1分10秒のペナルティ
13本のSSで4本がブレーキに不安を抱えたままの走行となりました。
SSで全開走行中のブレーキトラブルは、状況にもよりますが
それはそれは怖いものです。
ブレーキオイルラインが切れたわけではないので
少しはブレーキが効きます
フッカフカですけど何度も何度も踏み直すと
一応制動します。
エンドレスさんのパッドでよかった。

何らかの原因があるんだと思いますが、これから解明しないといけません。

で、結果3位表彰台です。嬉しいんだけど

でも、あまり喜べません
同クラスの皆さんが、ベストの状態で
最後まで走ると最終的にどのくらい差が縮んだかわかるんですが
皆さんも色々トラブルを抱えていたようです。
それだけ大変なラリーだったんですけどね。

最終SSは頑張ってみました。一時的な速報でタイム的にはクラスベスト、総合10位と出ましたが
その後トラブル車両の救済処置に対するタイム調整が行われて
13位、クラス2位になりました。
昨年から今年まででSSS以外で初クラスベストかなと思ったんですけど
そこは残念ですね

でも、帰ってくるのがラリーだと。

参戦2戦目にして表彰台獲得&
この長いSSのラリーをちゃんと帰ってこさせてくれた
MINI JCW
すごいですよ。この車を選んでよかったと思います。

毎ステージ総合タイムのランクが少しずつ上がるのがセッティングの目安になります
その順位も少しづつ上がり、
セッティングが良い方向に行っているのもなんとなくわかってきます。

今回初利用のアンプも

電話機能も含めてノートラブル、次のSSまで短いリエゾンでヘルメットをかぶったままメカニックさんに電話するの
すごく便利でした。そしてノイズが全く入らなくていい!
音楽を聞く余裕はありませんでした。

今回MINI愛媛さんにクロスオーバーSDとMINI 5Door ONEをお借りしました。
ありがとうございます。
ディーラーの方も何人も観戦に来て頂けました。
そして結果に喜んで頂けました。
お返しができて、よかったです。

ありがとうございました。

キャロッセのチーフの渡部メカニック、KZF熊崎メカニック
君たちがブレーキ見てくれなかったら
完走できませんでした。
自分たちの担当の車がある中、ぎりぎりまで作業してくれてありがとう。
それも毎回のサービスのたびに。

今回三枝チーフの代わりに急遽お願いした中谷さん
初めて触る車、データもないのに色々考えて作業してくれてありがとうございました。

そして今回も手伝ってくれた難波さん、MOPも車のことも気を回してくれて
サービス作業までしてもらいました。君はやっぱり難波神だ。

マネージャーの斎藤さんお疲れ様でした。MOPのお客さんが喜んでくれたのも
僕らのプロジェクトに関係する人達が協力してくれるのもあなたのお陰です。ありがとう。

最後にコ・ドライバー藤上。なにがあっても慌てるな、もしくは慌ててないふりを。
全日本ラリーに出るのが決まったのがゴールじゃないんだからね。
これからも一緒に頑張ろう!

今回サポートしてくれた皆様に
感謝です。